「ギグワーク」は、質の高いものが選ばれる。
「ギグワーク」のギグ(GIG)は、一回一回の契約で仕事をすることです。
最近、働き方改革やダブルワークを推奨されています。企業や病院が「副業OK」というのもよく聞きます。多種多様な働き方が増えているのです。
私も「ギグワーク」をしている一人です。ときどき、看護教育か?というような仕事の契約があります(笑)
この「ギグワーク」、看護教育にもっと取り入れていけばいいのに~と思っています。
私は、1か月半の契約で実習指導をおこなうことになりました。(コロナのため、フィリピンの仕事がなくなったから偶然ですが・・・)
しかも、病院実習ではなく、学内実習でかつ精神看護学実習ということもあり、指導はほぼオンライン(Zoom)。ときどき学校に行って、精神疾患を持つ患者さんやその家族の方にも登場してもらって、問診したり、語りを聴いたりします。その方たちへの支払いは私の法人から行います。つまり、この実習に必要なゲストさんは「ギグワーク」なのです。そんなこんなをすべて計画して、学校と私が単発の契約をした感じです。
今年は、コロナ第2波が来た、大雨暴風警報が出た、みたいなことがおこったら、時間的にギリギリ綱渡り状態になります。でも、そもそもオンラインでもできるように計画しているから、われながら「ギグワーク」はかなりいい感じで機能しています。学生からの評判も良好です。
これができるということは、学校に学生が来ても、教員はテレワークができるということになります。学生も学校に来なくていいかもしれません。厳密にいえば、来てもいいし、来なくてもいいのかもしれません。
メリットは、多様な医療・看護・福祉のエキスパートが、看護教育に関与してくれます。育児や介護で休職といったときこそ出番です。学校側は、交通費や雑費、講師の接待などに費やす時間が削減され、かなりスリム化しそうです。
ただし、相手の満足度で1回の契約ではなく、次回も、という契約が可能になります。こちらの満足度によって、契約を更新しなくてもいいこともあります。お互いにいいパートナーになっていくことが大事です。
これは、病院で働く看護師さんたちの教育にも役立ちそうです。もうすでに取り組んでいる病院とかあるのかな?取材に行きたいな~(^^♪