ペーパーペイシェントの楽しいつくり方
昨日の新カリキュラムZoom座談会をおこなってわかったこと。
学内の演習や実習でペーパーペイシェントを用いることが多い。しかし、教員が作成するの大変!マンネリ化現象!などの問題を抱えている!!
その一方で、学生につくらせてる、写真やGoogleアース、YouTubeなどを用いたり、リアリティを出すための工夫をしている、ということがわかりました。
それを参考に、サクッと私が考えた「 ペーパーペイシェント カードゲーム!!」
↑この動画は、精神看護学バージョンのカードをつくってみました。
患者さんの語りを濃縮に詰まった本もあります。ペーパーペーシェントがかなりリアルになります。↓↓
カードに必要なブロックは、6つに絞りました。成人看護学学内実習バージョンです。
- 年齢 性別
- 病期(急性期、救急医療が必要、慢性的に経過、治療困難など)
- 家族背景
- ライフスタイル
- どこの機能障害か (国家試験出題基準を参考にしました)
- ストレスコーピングや過去の体験
各グループごとにこの6つのブロックから一枚ずつカードを引いてもらいます。
そこから、病名や治療方針、必要な検査データを作成してもらいます。かなりざっくりしているから、相当、解剖生理学、病態生理学、疾病治療論を復習しないと作成できません。
ただ、このカードだけでも患者の人生物語ができそうですけどね。
また、いつも学校で使っているアセスメントシートや患者の概要がわかるシートを活用すれば、作成するべきところがわかるはず。
つまり、それが看護に必要な情報だということになるのです。
昨日、ある学校の先生が教えてくれたことをTTP(徹底的にぱくる)してみました。
ほかに、年齢を変えたり、ライフスタイルを変えたりしながら、小児看護学、母性看護学、精神看護学、老年看護学、在宅看護論ができそう。
学内実習の1日は、事例作成と看護の方向性を話し合うだけで、あっという間に時間が過ぎそうですね。