看護基礎教育・新カリキュラムZoom座談会・実践報告(5月23日)

ベテラン教員から若手の教員、臨床からも参加していただきました。

東京・和歌山・大阪・兵庫がつながりました。

コロナ禍で、新カリキュラム改正が吹っ飛んだわけではありません。先生方、着々と進めています~(^^♪

今、臨床実習に行けなくて、学内実習に変更になっている学校も多くあります。しかし、学内実習で学生に何を学ばせたいかの問いは、各校の新カリキュラムの核を考える作業に似ています。

そこで、今回の新カリキュラムZoom座談会では、学内実習で何を学ばせているかの情報共有をしました。

  • ペーパー・ペイシェントは学生に作らせる ⇒看護に必要な情報を入れることができているかという思考力を強化できる。
  • ペーパー・ペイシェント を用いた学内実習にするなら、教員も学生も「え、ほんまにどうなってるんだろう?」と興味を持つような事例にする。(例えば、戸籍のない10代の女性が妊娠して、産後、精神疾患を発症するといったケース。看護はどこの時点で、何ができるかを考え、実際に児童相談所や行政、民生委員などどこと連携するか調べてみる、あるいはインタビューに行く)
  • ペーパー・ペイシェント を 用いた学内実習にするなら、 教員が答えを持たない。教員も答えの持ちようのないような事例にして、答えは一つでないという前提でお互いに学び合う。⇒就職したとき、すぐに答えを欲しがる新人にならないようにする。
  • Googleアースを用いて、その土地に住む高齢者の生活環境を理解し、どんな支援が必要か話し合う。(例えば、とても坂が多い、エレベーターのない市営住宅、みかん畑の中の一戸建て⇒買い物支援、散歩や気分転換活動の支援、アマゾンで買い物する方法を知ってもらう支援など⇒訪問看護の30分や1時間であれもこれもできないけど、どうする!?をあえて考えさせる)
  • 学生が主体的になれるような方法にする。(例えば、KYTをするなら学生に危険と思う写真を撮ってきてもらう。赤ちゃん人形と1週間生活してみて日記をつけてもらう)
  • 障害を持つ人、超高齢者夫婦など想像のつかない世界をいかにリアルに身近に感じてもらえるか ⇒ ストーリー性のあるもの、断片的な写真、YouTubの活用など

などなど、あっという間の1時間半でした。結果、近々の問題である学内実習も新カリキュラムも、教員や学生がワクワクするような中身にしたいですね~というところに着地しました。

ワクワクするというのは、興味津々でクルクル頭が働いている状態、ドラマじゃなくて現実なんだという衝撃、「ここにも看護を必要としている人がいた」という発見、困難感と乗り越える達成感、アウトリーチを実現するというエネルギッシュな行動そのものだと思いました。

若い先生、ベテランの先生、臨床看護師、起業看護師が一つの画面で話し合って、刺激し合った素敵な時間でした。「育てたい」なんておこがましい。 知識は瞬時に入ってくる、AIがしてくれるの時代だから 、年齢・経験など関係なく育て合う時代に突入しています。新カリキュラムの時代は、教員と学生、育て合ったもん勝ちなんですね~そして看護師が活動する場所は、病院だけではないという発想の転換をしたほうが「ワクワクな新カリキュラム」ができそうです。https://kango-support.or.jp/3724

今日は7名の座談会でした。ちょうどいい人数でした。 また、第2弾を計画します。 よろしくお願いいたします!