何者かになることが目的ではない。何に取り組むか・・・・

「何かやりたいけれど、何をやればいいか分からない」という看護師さんの相談を受けることがあります。看護師さんは、年数を重ねていくと、「どこで働いていくのが自分にとって向いているのか?」と悩むことがありませんか?私は、20歳代からそんなことばかり考えていました。自分探し看護師でした。

たとえば、管理職になっていくのか、専門看護師や認定看護師になっていくのか、訪問看護師や地域で働く看護師になっていくのか、教育者になっていくのか、などなどです。

そんな時にきちんと筋道立てて、自分のやりたいことに導いてくれるのが、八木仁平さんの『「やりたいこと」の見つけ方』です。YouTubeの本の要約チャンネルやオリラジの中田あっちゃんの「YouTube大学」でも取り上げられていました。

私は、看護学生や看護師さんのこれからの働き方を考えるうえで、参考になればと思い紹介をさせてもらいます。看護師さんが生き生きと働くことは、患者さんの健康回復につながりますからね!!意義のあることです。

自分の「好きなこと」って何だろうからつまずく人は、次の質問に答えてください。

Q1:今、お金を払ってでも勉強したいことはありますか?(将来役に立つかもしれないから勉強しておくではなく、今、やりたいことをやろう!)

Q2:本棚にはどんなジャンルの本が眠っていますか?(なぜ、その本が気になって買ったのかに注目すること。例えば、私の場合は、医療系看護系の本よりも圧倒的にビジネス系が多いです。ずっと本気で看護をビジネスとして考えていたんですね~)

Q3:これに出会って「よかった!」「救われた!」と思える分野・ジャンル・ものはありますか?

Q4:これまで生きてきた中で「お礼を言いたいお仕事」は何ですか?(看護師さんを選んだ人は、医療系、福祉系の仕事ではないでしょうか?あなたは、人からお礼を言われる仕事をしていますか?)

Q5:これまでの人生で世の中に対する怒りを感じたことは何ですか?(「もっとこうしてよ!」という現状に対して、物足りなさを感じるから、怒りが生まれる→怒りを感じる分野をよくするために働きかけることができるかも!ちなみに私は、同業者(看護・教育系)に怒りを感じたことがあります。だから、起業(リスク大)をしてでも応援したいです!)

「好きなこと」が見つかれば、あとは自分の「得意なこと」を見つけます。

「好き」×「得意」でやりたいことの仮説を立てていきます。私の例をピックアップしました!コロナで少しストップしていますが、たくさんのアイデアが水面下で進んでいます。時期が満ちるまで待つのみです(^_-)-☆