「コロナ禍、みんなで貢献を認め合いたい」と言ってくれたことが嬉しかったです。
オンラインでの研修が続いてます。どこの組織もお忙しいとは思いますが、研修にご参加いただきありがとうございました。
学生指導や新人看護師育成、外国人医療スタッフ育成など、様々な研修を行ってきましたが、今回は初めての『中途採用看護師の育成講座』をさせていただきました。
中途採用の看護師さんは、キャリアがある分、職場文化になじむまで葛藤を感じたりすることがあります。そこで、2つのタイプを焦点化して育成アプローチの方法を説明させていただきました。
「前の病院では○○していた」という発言をカンファレンスの場で言われてしまうと、誰も何も言えなくなってしまうこともあります。でも、その空気を変えるためにリーダーに頼るのではなく「あなた」が、なんとかできることがあります。どんなに、学生でも、新人でも・・・。「何も言えない人をつくり上げているのは、何も言わない人ばかりだから」。なるほど。いろいろ考えさせられる時間でした。
最後に印象に残ったこと、さっそく取り入れたいことをお伺いすると「ヘルパーズハイ」と答えてくれました。「コロナ禍、看護師として働いていることが、どれだけ社会貢献に値するか、お互いに認め合う声かけをしていきたい」という言葉は本当にうれしかったです。中途採用の看護師さんにも、世界規模のコロナ禍、うちの病院を選んでくれて、また一緒に働くことができて嬉しいです~という気持ちが伝わるといいですね。
今回は、4冊の本を参考に資料を作成しました。皆さんが大変興味を持っていただいた「ヘルパーズハイ」は、鈴木祐さんの『科学的な適職』から引用しました。