残りの時間(命)の使い方

私は、おかげさまで健康です。しかし、50歳を過ぎてから、残りの命のほうが少ないな~ということを考えるようになりました。私が、87歳(女性の平均寿命)まで生きると仮定すると、あと34年です。そのうちだいたい3分の1は寝ているので、「私として生きている時間」はざっくり20年です。

私がお酒をやめたのは、私らしい判断や思考がお酒によって奪われると、残り20年の時間のうち、また更に時間が奪われることになると思ったからです。

残りの時間は、「健康で、自分らしく生きたい!」と思っています。

そこで考えていたのが、事務所を九州に移そうか・・・ということです。時々、大阪に帰ってきて対面の仕事をして、私以外の人ができる仕事は、どんどんほかの方にお任せしていこうと思っています。で、あれこれ、物件を検索していました。

海にすぐに行けるところ、山にもすぐに行けるところ、温泉にもすぐに行けるところ、大阪にもすぐに帰ってこれるところ。

海に行ったらシーグラスを拾って、子どもたちと一緒に何か作りたいな~。壁画みたいな大作を創りたいな~。子どもたちが学校帰りに集まってくれて、日が暮れるまで一緒に遊ぼうか。そうそう、イルカとも遊びたい。

近所のお年寄りからおいしい野菜の作り方を教わって、太陽の光を浴びまくった不揃いな野菜たちを食べたいな~料理も習ってみたい。コミュニティに仲間入りしたい。

温泉に入って「お~~~~~」と低い声を出したいな~~~(コロナのおかげですっかり私は病んでいるのだろうか…)

とにかく、そんな毎日を送れたら最高だろうな~と妄想して、物件検索をしては本棚やデスクの位置を考えたり、フレディ・マーキュリーのポスターをはる位置を考えたりして、ワクワクする時間を過ごしていました。

そんな中、今回の大雨。今までは、知らなかった市町村もGoogleマップを見ておなじみになっていたので、何か他人事でない気持ちになっています。

福岡県の久留米市は有名だけれど、佐賀県武雄市の六角川や佐賀江川など、また鳥栖市、武雄市、嬉野市、大町町など。長崎県の西海市、波佐見町、川棚町、東彼杵町など、偶然にも検索していたところ。不思議な感覚。

出会うはずだった地域の人たちは無事だろうか?「大丈夫ですか~~~~~!!」

そうだ。私は看護師だった!ボランティアに行こう!

行動しないと世界は変わらない。残りの命を輝かせたい。周りの命も輝くともっと嬉しい。