コロナの影響で実習に行けなかったり縮小したりしたけど、国家試験には影響がない(仮説)

国家試験合格講座(オンライン)をやっています。確かに、母性、小児、精神・・・・実習に行かないとイメージの付きにくいものがあります。

アカシジア、ジスキネジア、カタレプシーなど、実習に行っていればすっきりわかるようなことも、ピンとこないまま覚えている状態かもしれません。いくらDVDをみても、リアリティがないかもしれません。とはいえ、実習に行ったからと言って、つながっていて記憶に残っているとも限りません。楽しくないことは記憶に残らないということもあります(( ´∀` )

母性実習に行ったけれど、胎便を見たかもしれないけれど「忘れました~」ってこともあります。便利な時代なので、Google先生に「胎便」と聞いて画像で見ることができます。

心臓カテーテルや内視鏡検査など、いくらでも画像や動画で見ることができます。ということから、国家試験は実習に行ってもいかなくても、特に関係のない時代だといえます。しかも今年は、ZoomやYouTubeを使いまくっています。学び方が豊富に選択できるのです。ただし、豊富にあることを知る環境にあるか、また、その材料をうまく調理できるかは本人次第(^^)。私は、そこのところの支援をすればいいのだな、と思っています。が、看護師国家試験を受験する人は子どもではありませんので、手や口の出しすぎはいけません~(>_<)

この勉強方法じゃない、これでやろう、次はここを重点的に!というプロセスに自分で気づいていくことが最も大事です。

「二つにまで絞り込んで、なぜ間違えたほうを選んだのか?」その理由の中に推論力が欠如している場合があるので、「臨床現場でもしも仮に・・・・」というエピソードを話したりします。「なるほど」という顔を見るのが私のやりがいになっています。

この時期になると、今まで頑張ってきてよかったね~とほっこりと思います。あと1か月余り。何が起こるかわからないこのご時世。何があっても、あたふたせずにさりげなく合格して、臨床現場という大舞台で活躍する看護師になってほしいと願っています。