26年たった今・・・・
今日、阪神淡路大震災から26年です。息子を生んで看護師休暇中でした。あの時、私は大阪府池田市の社宅の4階に住んでいました。ちょうど5時46分、主人のお弁当を作っていました。生まれて初めて「死ぬかもしれん」と思いました。フライパンが飛んでいって、食器棚がパーンと全開になって食器がザクザクを落ちていきました。長い揺れがおさまったあと、主人が息子が抱えて布団にくるまっている姿を発見し、「生きていた」と実感しました。
阪神・淡路大震災の年は堺市に引っ越しをして、義父母に子どもを預けて、私は看護師復帰をしました。その時、私が自分の意志で看護師をしていくと決めた元年だと思います。あの震災がなかったら、私は違う仕事をしていたかもしれません。つまり、今の自分はなかったのです。
あっという間の26年。災害看護という分野は、確実に進化していきました。
今日も明日も明後日も、国家試験の講座を午前と午後のクラスで行います。災害看護の設問も必ず出題されます。覚えるのではなく、使える知識として習得してほしいと思いながら、一緒に学んで行こうと思います!
また大震災が来たときは、自分にできることを探して、粛々と行動する私でありたいと思います。