何が起こるかわからないから、チャンスがいっぱい!
2021年、私の大きな仕事は、3つ。
一つは、看護学生の個別塾。これは継続していこうと思います。とくに力を入れたいのは、看護師国家試験浪人生や留学生の支援です。看護助手や准看護師をしながら学習するのは困難感を抱くケースが多いようです。第109回の既卒合格率37.4%、既卒受験者数6249名、既卒合格数2339名という結果もあります。定期的に学習を一緒にするといったスタイルで行っていきます。せっかく看護師国家試験の受験資格を持っており、また看護助手や准看護師として働いているのであれば、しっかりと知識を活用できる方法で学びなおし、社会貢献してほしいと願っています。留学生の皆さんにも、ぜひ日本で資格を取ってもらいたいです。まず、選ばれる国になりたいですね~
2つ目は、看護専門学校や看護系大学の新しい授業や実習スタイルの構築です。授業においては、ほぼ座学というのをなくす予定です。フィールド調査や文献検索、学生のアクション、アクション結果のプレゼンテーション、ディスカッションといった感じです。私は外部講師というよりはファシリテーターです。答えは一つしかないわけがなく、「結局、まだわかりませんでした」もありなんです。なぜ、たった何時間かの間に何か成果を出そうとするのか、疑問だったのです。その結果、暗記中心、計画中心の学習や実習になってしまったのです。暗記や計画はAIに任しておくといいと思います。それから、患者さんや元患者さん、障害をお持ちの方に講師として授業や演習に参加してもらう企画を立てています。基礎疾患をお持ちの方という意味では、今の時期は、オンラインの授業になるかもしれません。でもその生活を風景を見てもらいたいと思っています。新カリキュラム感が出てきました~(^^♪
3つ目は、看護師教育については、オンラインを中心とした研修を行っていく予定です。また、院内研修のオンライン化も進めていきます。もちろん、すべてというわけではありません。受講者側が主体的になれる方法のひとつだと考えています。
さいごに自分自身の新しい看護師としての活動をしていきます。これに関しては、2つ目の活動とリンクしています。地域での看護師活動と教育とが結びついていく活動です。この1年以内には、経過報告します!