先日、個別塾を卒業して新人看護師として働いている看護師さんと飲み会をしました。
新人看護師さんの皆さん、コロナ禍の入職で、歓迎会もしてもらっていないようですが…立派になっておりました。彼女たちの話を聴いていて、おもしろいな~生の声を聞くことができるなんてサイコー!と、感謝の気持ちでいっぱいでした。
飲み会で感じたことですが、新人看護師教育は、「issue 」が大事だな~ということです。そんな話は一切していませんが・・・(#^^#)
グロービス経営大学院用語集を参考にさせていただくと、以下の通りです。
イシューとは、一般的な用語としては「論点」「課題」「問題」などと訳されています。「イシューを特定する」とは、「何を考えるべきか」「受け手の関心は何か」を熟考し、「考え、論じる目的」を押さえることを指します。イシューの特定が見当はずれでは、どんなに精緻に論理を組み立てても意味がないとのこと・・・・。
つまり、新人看護師教育は、オンデマンド型のテクニカルスキル学習に加え、「Aさんのような患者さんに果たして、この方法で安全かつ安楽にできるのか」という課題を自ら見出し、達成に向けて取り組まなければならないということです。
クリニカルラダーの作成や新人看護師指導、新人看護師指導責任者研修などなどに携わらせていただき、毎回、出てくる意見は「個人差が激しい」ということです。とはいえ、新人看護師であることには違いはないので、オンデマンド型のテクニカルスキル学習は機能的です。ただし、それだけではロボットができるようになるかもしれないし、看護師業務独占的なテクニカルスキルというのはあまり思い浮かばない、となるとなおさら「issue 」が大事。
それは、レポートでは身につかないですね~
個人差はあっていいのです。それぞれの新人看護師が「Aさんのような患者さんに果たして、この方法で安全かつ安楽にできるのかと考え、基本形をこのように変化させました。で、やってみた結果、Aさんから痛みを訴えられたため・・・」というあーだ、こーだという一連の意図的・自発的試行錯誤ができるような指導者側の問いかけが必要です。つまり、指導者側の「issue 」が問われているということですね~(^^♪