地域・在宅看護論実習は、「地域の活性化プロジェクト」

今までの在宅看護論実習の場は、訪問看護ステーション、保健所、地域包括支援センターなどなど、多岐にわたっていたと思います。

次世代型、地域・在宅観論実習は、もっとダイナミックな「地域活性化プロジェクト」くらいの実習が楽しいと思います。一言で地域と言っても様々な背景があると思いますが、人口減少と高齢化、インバウンドの増加・・・共通点はあります。

住みよい地域を創るために看護学生たちができること、たくさんあると思うのです。というより、たくさんしてきていると思うのです。

学校祭。これを地域活性化プロジェクト(在宅・地域看護論実習)として、近所の人や保育園、看護師を目指す高校生などを招待してはどうか!

内容は、老人クラブや保育園児の出し物をしてもらう。近所の商店街のパンやお好み焼き、布団、やかん、なんでも売ってもらう( ´∀` )。交流会ブースでは「○○市の自転車事故の現状」とかなんとかでおまわりさんに来てもらうとか、外国人と幸福観について語り合うとか、税理士さんからお金の話をしてもらうとか。人が集まるところで、何かしたい人なんていくらでもいると思うし、それを励みにして自分の伝えたいことを伝える人が集う場を創りたいです。それは、地域活性化になると思います!

1年生から3年生まで段階別の目標を持たせて、学校全体が実習場になるというダイナミックさ(笑)。3年間通して、準備から振り返りを入れてかなりの単位数を稼げるではないか!しかも老若男女問わず、かなり楽しい実習です!

健康学習支援ブースとか、看護学生が一方的に「禁煙指導」「生活習慣病予防の指導」するよりも、禁煙指導のための動画撮影を近所の人や保育園児を巻き込んで撮ってみるほうが面白い。禁煙替え歌大会とか、肥満予防創作ダンスとか、腰痛短歌とか、地域の人と一緒に考えて披露するほうが面白いし真剣に話し合うだろう。情報社会にふさわしい「みんなが出番ですよ!」みたいな実習。

地域・在宅看護論実習は、受け身でもなければ、一方向の「提供」や「指導」でないということが、肝心だと思います。楽しいアイデアが浮かびまくって、書ききれなくて脳みそが熱いので、この辺で。

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