久々にJNAラダーを語ってみる。

JNAラダーのマイブームが済んだわけではない。

「プレミアムフライデー」って最近聞かなくなったみたいに、JNAラダーも聞かなくなったってことないですよね?私は、毎月、せっせと教育委員会やラダー委員会に参加させてもらっています。すごい進んでいるわけではありませんが、地味に進んでいると思います。

地味がいいですよね!!時間がかかるほうが、じんわり浸透する感じで。まあ、あんまり時間がかかると、「プレミアムフライデー」みたいに定着する前に消えてしまいますけどね~(^^)定着しなくても病院は運営されますからね。暗黙のうちに消え去ることを正当化する流れに負けない方法を考えていきたいと思います。

組織の人材育成や教育支援ツールとして、既存のものを見直す良い機会になっています、とか、カンファレンスの質が変わってきました、みたいに「JNAラダー」があることで見えてくるものがあるといいですね。

入職する新人看護師さん、中途採用の看護師さん、それぞれ育ってきた背景が違うから、確認ツールがあると便利です。助言が必要なうちは、見直しや確認、行動の再現ができるものがあると便利。個別性を求められたとしても、スタンダードがわからないと何が個別かもわかりません。

4つの力はどれも実践力なので、看護の実践を振り返り、次につなげていけるといいですね。とくに、「協働する力」や「意思決定を支える力」は、その時は、それが何かよくわからなかっても、カンファレンスや事例検討会で気づいて、次回、同じような場面で自分の行動に取り入れることができれば良いのかも。

事例の共有→検討→気づき→実践→結果→内省・考察→改善策→実践・・・・とつながって、風化しないためのシステムの一つに「JNAラダー」があると私は理解しています。ある病棟の看護師だけの事例だったものが他病棟を巻き込んだり、多職種を巻き込んだりするものになると、かなり存在価値が高まります。臨床の看護師さんたちは、そんな事例にいつもいつも出合っています。

たとえ、うまくいかなかった事例でも丁寧に振り返ることは、自分自身の承認にもつながります。

定期的な事例検討会、しかも、誰かが非難されたり、どこかの部門が攻撃されたりするのではなく、反省会のようなものでもなく、「ほんま、どうしたらよかったんかな~」「もやもやするな~」といいながらも、いろいろな意見が出て、どこかに着地しなくてもいいので、考えたことをレポートにして次回の「自分の行動」を述べる、で、よいのではないでしょうか?同じ事例検討会に出席していたのに、レポートの内容ばらばら、で、いいと思うのです。自分の実践力が高まればいいのです。「レポート書くのいや~」もよく聞くので、音声入力からの文字おこしとか、工夫次第(^^)。第二の自己との対話は必要な力です。

以前、「意思決定を支える力」の聞き取りをしましたが、皆さん、結構お話ししてくださいます。そして、すっきりされて病棟に戻っていくので、やっぱり「語り」は大事だなと思います。なので、事例検討会は、やったほうがいいと思うのです。

ジャッジじゃなくて、「ここに看護をしている私がいる」を知る機会をつくるだけで、その組織にとって意義のあるものを築いていけると思います。JNAラダーをしっかりと根付かせていきたいです。