看護基礎教育のカリキュラム改正を先取り!その5

実習は授業より楽しい!!

最近、遠方の看護学生さんからお問い合わせを頂きます。悩みは、「実習記録の書き方がわからない」「実習を休んでしまった」などなど。

1年生の時は、1日も休まなかったのに、実習が始まると休み始める学生さん、あるあるです。

せっかく看護師として働くのだから、「教室で勉強するより実習のほうが楽しい!!」へ転換できるといいですね。

学生も教員も「実習は大変」というパラダイムができていて、「実習は大変でなければならない」と思っています。だから、記録や自己学習が早く終わったとしても、だらだら夜遅くまで起きているとか、あれもこれも教員や指導者さんから指摘されるのではないかと不安になっているとか、「実習は大変」の枠に自らを投入させています。

実習記録の見直しや評価方法などは、各校進んでいるようです。しかし、「記録物が少ないからいい」というわけでもなければ「みんな合格」がねらいでもありません。そこの目的と手段をごちゃごちゃにしないことは極めて重要です。

楽しげに働いている看護師さんの姿を見て、また、実習に行きたい!と思ってもらうためにどんな工夫があるか考えてみました。

 

基礎看護実習①(1年生)は、看護師さんにインタビューをする実習。あらゆる場であらゆる人を対象に、看護観をもって働いている人はいくらでもいると思います。

1、看護師さんをやっていて、やりがいを感じたことは何ですか?

2、一番記憶に残っている看護場面は何ですか?

3、今後どんな看護をしていきたいですか?

一人一人が看護師さんにインタビューして、プレゼンテーションして共有の場があるといいですね。学んだことは感謝のお手紙にして、インタビューした看護師さんにフィードバックしてはいかがでしょうか。

看護学生にとって臨床は戦場ではありません。そして、指導者は敵でもないのです。臨床は自分の夢を叶えてくれる場であり、指導者さんは(対象者を健康にする)同じ目的を持ったパートナーなんだと感じるカリキュラム改正でありたいと思います。