この夏にしておく看護師国家試験勉強法(消化器)①

この夏は、ノート整理できるといいですね。この夏にどれだけ勉強するかによって、後半の実習に違いが現れます。専門用語がわかって実習すると、看護師さんたちの思考プロセスがわかるようになるので、ぐっと成長しますよね!国家試験の基礎学習は、実習を楽しむための第1歩と言っても過言ではないのです~

例えば、「食道の構造」について、教科書には以下のように記されています。(医学書院「消化器」より抜粋)

食道は咽頭と胃を連絡する管で、後縦隔に位置する。その全長は約25cmであり、歯列から食道各部位までの距離は、食道入口部までが約15cmであり、食道下端までが40cmである。食道は全長にわたって同じ太さではなく、起始部・気管分岐部・横隔膜貫通部の3か所に生理的狭窄部がある。食道壁は、内部から外側に向かって粘膜・筋膜・外膜の3層からなっており、漿膜を欠く。このため食道がんは早期に壁外に浸潤しやすいと考える。食道粘膜は重層扁平上皮でおおわれ、粘膜下に食道腺という粘膜腺が散在している。食道・胃移行部で扁平上皮が円柱上皮(バレット上皮)にかかるが、移行部の上方に円柱上皮がみられることがある。食道は消化酵素を含まず、粘滑剤としての粘液を分泌するだけである。

まとめておくこと

①体のどこにあるか

②どこからどこまでの長さ ⇒ 長さシリーズはひとまとめにしておく。たとえば、ついでに、気管の長さ、尿道口から膀胱までの長さ。直腸の長さなど、カテーテル挿入や浣腸など、看護行為につながるものは、知っておくと仮説がたてられたり、応用がきくようになる!!

③形 ⇒ 生理的狭窄、生理的湾曲など

④壁の構造  ⇔ ほかの消化器官との違い (たとえば、胃 ⇒粘膜層 粘膜下層 筋層 漿膜)

⑤分泌するもの(消火器としてのはたらき) ⇔ 他の消化器官との違い

この基礎を理解して、疾患、治療(手術・薬物・リハビリなど)、看護の応用ができるようになると思います。