カタカナ問題も貴重な1点です~(^^)/
最近、看護師国家試験、国家試験模擬試験でよく出てくるカタカナ言葉。集めてみました!!
- アウトカム = クリニカルパスに書かれる期待や予測される結果
- アウトリーチ = 支援が必要であるにもかかわらず届いていない人に対し、行政や支援機関などが積極的に働きかけて情報・支援を届けるプロセス
- アカウンタビリティ = 説明責任や説明義務のこと accountability
- アクティングアウト = 自覚ができていない衝動・欲求・感情・葛藤が、言葉としてではなく行動として表れること
- アドバンス・ケア・プランニング = advance care planning。自らが望む人生の最終段階における医療・ケアについて考え、医療・ケアチーム等と繰り返し話し合い、共有する取り組みのこと
- アドヒアランス = 患者自身が問題解決のために主体的に考え行動すること
- アドボカシー = 権利擁護 代弁 アドボケイト 代弁者
- アポトーシス = 予定された細胞死、プログラムされた細胞死ともいう。
☛ ネクローシス = 病的な細胞の不可逆的な死。
- アンビバレンス = 両価性、相反する感情を抱く。好きと嫌い
- ウェルネス = よりよく生きようとする生活態度や習慣
- ウェルビーイング = well-being 幸福、健康で肉体的、精神的、社会的すべてにおいて満たされた状態
- エイジズム = 年齢を理由とした差別や偏見
- エンド・オブ・ライフ・ケア = 診断名、健康状態、年齢に関わらず、差し迫った死、あるいはいつかは来る死について考える人が、生が終わる時まで最善の生を生きることができるように支援すること
- エンパワメント = 対象の持つ力を引き出す。環境を整え支援する
- カンガルーケア = 早期の母子接触で愛着形成や相互作用を促す
- キャッチアップ現象 = 病気や障害などで一時的に発達が遅れていた児が、遅れを取り戻すこと
- クライシス = 「危機」crisis 危機的な状態
- グリーフケア = 喪失、悲しみに対する援助
- クリティカルシンキング = 問題を焦点に客観的に情報を解釈すること
- クリニカルパス = 疾患ごとの治療や看護を時系列に並べた標準的な計画
- グループダイナミクス = 集団における人の行動や思考は、集団から影響を受け、集団に対しても影響を与える。集団特性
- ゲートキーパー = 自殺のサインに気付き適切な対応をする人。門番
- コーピング = ストレス対処行動。ストレスの回避や発散、気分転換を情動焦点型。問題の解決のために行動することを問題焦点型(解決型)
- コンプライアンス = 遵守 ルールや指示を守る
- コンフリクト = 競合、衝突、対立、葛藤、緊張
- コンフォート = 緩和、安心、超越に対するニードが、身体的、精神的、社会的、環境的において満たされることにより、自分が強化されているという経験
- サーカディアンリズム = 概日周期や概日リズムと言われる生体内時計(約24時間)
- サイコドラマ = ロールプレイを用いた心理集団精神療法
- サルコペニア = 加齢による筋肉量、筋力の低下する現象
- サクセスフルエイジング = 加齢による喪失や発達課題に適応できている。理想的な老い
- サバイバーズ・ギルト (Survivor's guilt) = 戦争や災害、事故、事件、虐待などにあい、奇跡的に生還した人が、周りの人々が亡くなったのにもかかわらず自分が助かったことに対して感じる罪悪感のこと。
- スティグマ = 社会的烙印、偏見や差別を指す
- ストレングス = 対象者の強み
- ストレングスモデル = 強みに着目した支援
- セクシュアリティ=性に関わる人格や行動 【 L ☛ レズビアン(体と心の性別は女性で、性的指向も女性である人)G ☛ ゲイ (体と心の性別は男性で、性的指向も男性である人) B ☛ バイセクシュアル(体と心の性別を問わず、性的指向が両性である人) T ☛ トランスジェンダー(体の性別と心の性別が一致しない人) Q ☛ クエスチョニングorクィア(自分の性別や性的指向を決められない、迷っている過程の人) I ☛ インターセックス(体の性のさまざまな発達の状態) A ☛ アセクシュアル(無性愛者。同性だけでなく異性に対して恋愛感情を抱かない、性的指向が誰にも向いていないセクシュアリティ)】
- セルフヘルプグループ = 自助グループ、同じ悩みや問題を抱えた人同士の集まり。断酒会、家族会など
- ソーシャルインクルージョン = 社会的包摂 誰も排除されず、全員が社会に参画する機会を持つこと
- タイムアウト = 手術時、医師や看護師などのメンバー全員が手を止めて患者と手術部位を確認し合うこと、事故防止対策
- ツルゴール = 皮膚緊満度、脱水の指標になる
- トータルペイン = 全人的苦痛。身体的、心理的、社会的、スピリチュアルな疼痛、苦痛。
- ダブルバインド = 二重拘束。2つの矛盾したメッセージを相手に出すことによって、相手に精神的なストレスを与える状態。
- ノーマライゼーション = 障害者や高齢者を特別扱いすることなく生活できる条件・社会・環境をつくる。
- バースレビュー = 褥婦が出産体験を振り返ること
- ハイリスクアプローチ = 健康問題を抱えるリスクが高いなどの特徴をもつ、ハイリスク集団の支援を行うこと。反対の意味を持つのが「ポピュレーションアプローチ」
- パターナリズム = 父権主義ともいう、医師が一方的に治療方針を決定すること
- バリアンス = アウトカムと現実との差異、標準から逸脱している
- ピアサポート = 同じ悩みや問題を抱えた者が対等な仲間として助け合う活動
- フォーカスチャーティング = 問題点や患者の振る舞いに焦点を当てた記録
- フォーマルサポート = 公的な社会資源のこと。インフォーマルは、ボランティアや近隣住民のサポートなど公的でないサポート
- フレイル = 加齢により心身が衰える状態 「Frailty(虚弱)」
- ポピュレーションアプローチ = 対象を絞らずに集団全体に支援を行うこと。反対の意味を持つのが「ハイリスクアプローチ」
- ヤングケアラー = 本来は大人が担うはずの家事や家族の世話を日常的に行っている18歳未満の子ども
- ライフレビュー = 生活史と同じように人生を振り返って口述・記述によって語られるもの。回想法、ライフヒストリーなど
- ラッチオン = 児が乳首をとらえて吸い付くこと
- リエゾンナース = 精神看護の知識と技術を用いて「からだとこころをつなぐ」ことにより、身体疾患をもつ患者が抱える精神的な問題や課題に対応していく。他領域の看護師に、問題解決対応ができるようにコンサルテーションを行う。
- リカバリ = 回復すること。障害や症状を抱えたままでと社会的に復帰し適応できること
- リプロダクティブ・ヘルス/ライツ = 性と生殖に関する健康とその権利
- リロケーション = 引っ越しや施設入所、入院などで住まい環境が変化することにより、認知機能が低下する
- レジリエンス = 逆境から回復できる力
- ワーク・ライフ・バランス = 平成19年(2007年)にワーク・ライフ・バランス推進官民トップ会議において「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」と「仕事と生活の調和推進のための行動指針」が策定された。