ラストスパートのノートづくり

112回の看護師国家試験を受ける日は、やっと解放される日でありたいですね!

学習に対しては、必修問題45点以上、一般状況問題180点以上をとるための方法を考えましょう。すでに楽勝と言う人も、当日までラストスパートのノートづくりをしてみてはいかがでしょうか。

必修問題は、不適切問題などで不安な思いをしないためにも45点以上を目指したいですね。仮に午前中の必修問題で20点だった場合の午後からの必修問題を解くとき、メンタルはエグイですよね。いくらでも挽回はできるのですが、プレッシャーに弱い人はリラックスしながら受験できると日頃の実力を発揮しやすいです!

過去を見返せば、一般状況問題は、昨年の足切り点の10点以上に跳ね上がることはありませんでした。111回は167点だったので178点になることはないと思います。しかし、裏を返せば177点くらいはあるかもしれません。なぜなら110回は159点で111回が167点だからです。106回を境に足切り点は年々上がっています。したがって、今やっている模擬試験で180点を取っておくことは大事です。

私は何度も言っているのですが、今の実力で一般状況問題20点は、今すぐに上がります。模擬試験を見直してください。午前の一般問題65問で、5問くらいわかっていたのに間違ったとか、2択まで絞りきれたけど悩んだあげく間違えたとか、書き換えて間違えたとか、あると思います。午後も同じくです。その△問題を正解にすれば、10点上がります。状況問題は、午前と午後を合わせて5問見直せば、10点上がります。合計20点です。

確実に今の実力で20点上がるのです。今の実力で、180点に到達しないという人は、とにかく「わからない」ところを「わかる」ことです。「わからない」をあぶりだします。

試験当日は、お気に入りの参考書1冊と、「最後まで見直すノート」を一冊だけお守り代わりに持っていくといいでしょう。「私は、スマホがあるので何も持っていきません」と言う人はそれでもいいと思います。決して、やって欲しくないのは、荷物をパンパンにして試験会場に行くことです。頭の中が整理できていないことを証明しています。また、雪や雨の場合もあります。身軽なバッグで颯爽と登場して、軽やかに帰宅してください。

以上のことを想定して、「最後まで見直すノート」をつくりましょう(^^♪

ノートは、自分さえわかったらいいのです。きれいにまとめる必要はありません。誰に見せるものでもありません。平常点として加算されません。

キーワードを書けば、ホルモンを答えたらいいのか、症状を答えたらいいのかは、ご自身でわかると思います。あやふやになる問題は、単純に語句が覚えきれていないことが多いです。国家試験対策は、選ぶのではなく覚えるのです。

覚えたと思ったら、「覚えたノート」に付箋を移動させましょう。「覚えたノート」は3日から5日に1回見直します。覚えたつもりが又すっかり忘れていたということもあります。その時は、ゾンビのように「最後まで見直すノート」に復活します。その時は、付箋の色を変えたりしても面白いですね。

当日は、最後の最後まで見直すノートとして、一冊にして持っていってください。試験が終われば、二度と見返すことはないかもしれませんが、自己信頼感があがるプロセスとして記憶に残し、新人看護師としてデビューしてください。

自分の弱点を受容できる自分は、とても素敵なことなのです(^^)/

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