看護学生は、大学、専門学校問わず、実習では「カンファレンス」があるようです。
学生からは、「知識不足のため、質問・疑問が浮かばない」「緊張しすぎてしまい、思っていたことをうまく口にできない」「自分の意見はまとめてからでないと言うことができず、とっさの発言ができない」「自分の意見をうまく主張するコツを知りたい」など、悩みを抱えているようです。
しかし、知識不足や経験不足を補うためにカンファレンスがあるので、「こんなことを学習すればいいのか!」がわかる場になるといいのだと思います。さらに「緊張」はあっていいのです。人前でしゃべるときに緊張は当たり前です。ただ、「緊張しているので、○○できない 」といったように何もかも緊張のせいにするのは、本当の課題が見えなくなります。あくまでも、カンファレンスの主旨は、「対象者の健康のため」の話し合いなので、緊張していても、思ったことは言い合えるといいアイデアが生まれてくることもあるかも!!
かといって、何でも話していいよ~カンファレンスは、だらだら長くなって、何の話をしていたかわからなくなります。でも、いっぱい出てきた話は、整理して、どんな問題が起こっていて、どんな影響を及ぼすのかを、筋道が立つように整理するとすっきりしますね!!図のように⑦~⑫ばかりが見えていることもあります。全体と部分、どっちも大事なんですよ。