「自己肯定感」は後天的に育てられる

私は、コンビニで買い物をするとき、一番先に期限が切れるものを選んで買っていました。SDGsを学んだ頃から続けてます。5年ほどたつのでしょうか。

最近、コンビニでも食品を値引きするようになっています。必要があれば、私も値引き商品を買います。今朝も、値引き商品を買いました。私の中では「おう、捨てられそうになっているものをギリギリ救えた!」という気持ちです。私は、5年間のうちに値引きした商品をラッキーな商品としてみていないことに気づきました。フードロスを減らすための行動として定着していたのです。ただ、このことは些細なことでも、社会貢献している価値のある自分として認めることは大きな成長です。

それが、いいとか悪いとかではなく・・・見方が変われば、ずいぶん気分も変わるな~と思いました。つまり、自己肯定感は、このような自覚や意志から後天的に育てられます

日本人は、同調圧力ストレスを抱えているといわれています。しかし、その行動に少し意味を変えて「価値をもたせる」とストレスではなくなるのではないでしょうか。

どんな些細なことでもいいのです。「医療廃棄物を細かく分類して捨てることができた」☛「廃棄処分コストの削減」☛「病院経営に貢献」☛「アフターコロナも存続可能な病院」☛「地域の人々の健康に貢献」☛「日本の医療費に貢献」☛「幸福度アップの国」くらいにまでつながっていそうです。

フードロスやアパレルロスなどは、本当に身近な出来事です。そのことを少し理解して、取り組みを始めたら「価値がある」選択を意図的に行い、自ら「自己肯定感」を育てることになります。とても素晴らしい。

今年の後半の授業や研修は、いつもの行動に意味を持たせる基礎知識と、選択に迷ったら「より人に貢献」できるほうを選択できる判断能力を養うものにしていこうと思います。