リカレント教育と看護教育

看護師のキャリアデザイン

リカレント教育は、生涯にわたって、就労と教育のサイクルを繰り返すことです。「学びなおし教育」「社会人の学びなおし」と言われています。私も21歳で看護専門学校を卒業し、30歳で大学に40歳で大学院で学びなおしをしました。ちなみに50歳で起業。

私の場合、学びなおしを言っても通信制です。最近の看護師さんは仕事を一旦やめて、しっかりと博士課程で学ばれたりしています。様々な選択肢は大切だと思います。

そもそも、リカレント教育を提唱したのは、スウェーデンの経済学者ゴスタ・レーンです。「急速に変化していく現代社会に適応していくためには、生涯にわたって教育を受け続けることが重要であり、必要に応じて労働と教育を交互に行える状態が好ましい」と提唱しました。欧米では、長期間にわたって「フルタイム」の就学・就労を繰り返されているのに対し、日本ではキャリアを中断してでも学び直しをするという考え方があまり根付いていません。そのため、仕事を休職・退職せずに学び直すことも、リカレント教育の1つの形となっています。

今後「AI」や「IoT」の登場など医療現場も変化していきます。「これまで通りは通用しない」「全く違うスキルが求められる」などということが多くの医療現場の課題となっていきます。「知識とスキルのアップデート」に迫られ、急かされていると感じるのはストレスです。そうした知識をゆとりをもって身に着けていけるといいなと思います。

コロナ禍、看護師の疲弊感は、多様な変化を求められすぎたのではないかと考えます。看護教育においては、自らが何度でも学びの機会をもつこと、それに惜しむことなく自己投資できること、その力(視野の広がり)が自分の疲弊感を緩和させることにつながっていく機会がつくれたらいいなと思います。

「リカレント教育」と「生涯学習」は、明確に区別されていないような感じです。リカレント教育は、仕事に生かすという目的があるのに対し、生涯学習は、より豊かな人生にするためにという目的があります。仕事が充実していれば人生も充実しているので、学びなおしという意味では、どちらでもいいのかもしれません。いずれにしても、多種多様な場面で看護師が活躍できればいいなと思う今日この頃です。また、中年期以降は、ゆるりと自分のキャリア計画を立てていくことが大切だな~としみじみ思います。

その素地として、新カリキュラムに反映できればいいなと思っています~~~(^^)/私は、「看護経営論?」という新たな教科にも挑戦していきたいと思っています。

参考:https://www.mext.go.jp/content/20210309-mxt_syogai03-000012147-7.pdf