職業能力開発基本計画と看護師の臨床判断能力の共通点

厚生労働省の第11次職業能力開発計画を読んでみると・・・

 厚生労働省は、職業能力開発施策の基本方針「第11次職業能力開発基本計画」をHPで公開しています。 

 新型コロナウイルス感染症の影響によるデジタル技術の社会実装の進展や労働市場の不確実性の高まり、人生100年時代の到来による労働者の職業人生の長期化など、労働者を取り巻く環境が大きく変化していくことが予想されます。

 

まあ、言わずもがなです。看護師においては、病院や施設、訪問看護ステーション、その他ありとあらゆる場所で人材育成を支援する必要がある・・・ということです。つまり、看護師の主体的なキャリア形成を支援する人材育成戦略として、今回の新カリキュラム改正があると思っています。

職業能力開発の今後の方向性は、①環境の変化を踏まえた職業能力開発の推進(ICTですよね~)、②労働者の自律的・主体的なキャリア形成の推進(看護職の生涯学習を支援する、自己教育力を高める)、③労働市場のインフラの強化(臨床判断能力を向上させキャリア選択の多様化)、④全員参加型社会の実現(地域・在宅看護論の強化)です。このほか、技能継承の促進、国際連携・協力の推進なども挙げられています。

どれもこれも、新カリキュラムとマッチします。共通点がいっぱい!これが社会のニーズにこたえるということです。

『臨床判断ティーチングメソット』(三浦友里子 奥裕美 著)の中には、「臨床判断能力が求められる看護現場」「臨床判断能力を育成するー思考をはぐくむ」があげられ、加えて「学びをサポートする理論と方法」の3部構成になっています。

「学びをサポートする理論と方法」では、①看護職の生涯学習を支援する ②自ら学ぶ力を育成する ③研修・勉強会をデザインしよう と章立てされています。どれもこれも看護師の職業能力開発基本計画といえます。

楽しみですね~看護職の多様性と想像力を生かしていく時代がきますね~(^^)/