オンライン院内研修の有効な進め方を検討

今までと違うニーズの高まりを感じています。

今までは「新人看護師育成」「実習指導者育成」といったテーマを設けて、オンライン研修をさせてもらっていました。最近は、病院や施設ごとの研修が増えてきました。

病院の研修室に数名の対象の方(数名)が集まっていただいて(あるいは数か所に分かれて)、私は事務所のある大阪から参加するというパターンです。時間もコンパクト(1時間)にしているので業務内の研修も可能です。月に1回または、2回といったスケジュールなので継続可能です。このスケジュールや内容も病院のニーズをうかがったうえで作成しています。

緊急事態宣言が出されているコロナ患者の看護が最優先になっている病院では、「集合教育」の優先度は二の次になることがあります。しかし、個々のエキスパート看護師さんたちは休みの時間を利用して、専門家チームで情報交換したりしています。かっこよすぎるプロ意識です。

与えられたプログラムに参加して学んでいた時代から、自らが情報を取りに行き、自ら発信し情報交換する時代に変わってきたのだと感じます。その時、意見が真逆の場合もあると思います。とくに新型コロナウイルスに関する対応は、未知の体験をしています。だから、どちらが正しいとか、何が正しいとかいうわけではなく、矛盾に感じることを自分なりに咀嚼して、一人一人が意見をもって行動するということになります。大きな組織が考える何かをまるまる真似ることは、行動の再現化が困難なものとなってしまいます。

それらの背景も踏まえ、オンライン研修を効果的に進めていくためには、参加する人、企画運営する人、プレゼンテーションする人が、自分が一番欲しい情報を取りに行く、自分なりに咀嚼する、活用する、修正するといった学びのサイクルを回し続けていく仕組みをつくることだと思っています。

情報化社会においては、広い視野を持つことも、情報を入手することも簡単になりました。逆に、意図せず狭い視野の中で「できている感」になることもあります。今、自分がどこに立っているのか、理解する力が必要だとつくづく思います。