看護師国家試験は、看護師にとって必要最小限の知識。知っておくと、自分も患者さんもとても得する知識なのです。

覚えておくと何かと役に立つ用語や数値はもちろんのこと、それらを活用して、臨床場面での判断を問われる問題になっています。

まずは、過去の問題から解いてみるのをおすすめです。

例えば、「必修問題の過去問題は、最低3回は解く」というアドバイスをする先生がいます(間違っていないと思います)。

しかし、あまり試験で点数がとれないと悩んでいる人ほど、回数というよりも、過去問題に登場する用語の定義をいったん教科書で調べることをお勧めします。そのとき、マーカーなのでその用語の定義にラインを引いておきましょう。もしも、患者さんにその言葉をわかりやすく説明するとしたら、どんなふうに言うかなと考えてみるのもいいでしょう。実際に、家族の人やお友達(できれば、医療系の学校に行っている人)に聞いてもらったりすると頭に残りますね。

国家試験の学習の目的は、患者さんの「健康」のためのものです。日常的に使いながら覚えていくと楽しいですよ。