統合実習は、地域・国際・臨床・マネジメント・経営など、選択実習にしてみてはどうか!
看護専門学校や看護系大学において、学生のうちから、興味関心のある分野を選択できる仕組みを作っていくといいと思います。まだ何をしていいかわからない人も、何かやってみることは大切です。
私は、日ごろよくかかわりを持つ高校生や看護学生、美容師の学校の学生さんから、「で、どうしたらいいですか?」って聞かれます。私の説明が悪かったのかと思って、詳しく説明すると「じゃあ、ここにAと書けばいいんですか?」と。
私は、まんまと「OK、Google」になっています。「それは、考えて・・・・」などと言った日には「ケチ」か「ひとでなし」と呼ばれそうです(笑)。それを否定しているわけではなく、そんな時代を生きている私たちなのです。「私もちょっと一緒に考えるわ」の姿勢がないと「答えは何ですか」とせっかちに求められ、答えがあるんだったら、もうそれでいいじゃないですか、という思考停止を与えてしまいます。もったいない!!
新カリキュラムは、学生たちで選択できるといいな~と思います。美容師さんの学生は、ネイルや着付け、エクステ、メイクアップなど、自らのキャリアデザインに必要な資格を取っています。素敵ですよね。
看護学生も、学生のうちから、運転免許所で習うBLSの講師のサポートをするとか、認知症フロアの避難訓練を企画するとか、小学生とドッジボール大会をするとか・・・・できるといいですね~間違いなく「看護」ですからね~
統合実習はいくつかのパターンがあって選択できて、卒業論文に反映できると看護を一層味わうことができそうです。