母性看護学実習はなぜ病院なのか?

母性看護学の対象となる人の多くは地域で暮らしているのに。

学内実習をコーディネートしていて、気づいたことは、病院の外で暮らしている人のほうが多いということ。とても当たり前だけれど、この暮らしを理解しないと母性看護学において、妊娠、分娩、産褥、育児を理解できないのでは?

妊娠がわかったとき、だんだんおなかが大きくなっていくとき、マタニティドレスを着たとき、いよいよ分娩というとき、赤ちゃんとの対面のとき・・・・そして育児奮闘(笑) その時々の写真やビデオを見せてもらったり、お話を聴く機会は病院以外のほうが多いと思います。お父さんのお話を聴くのもいいかも。

プロセスレコードという方法もありますが、学生たちはアニメにしたり、動画にしたり、インタビューをそのまま再現ドラマ化したり、いろんな方法で他者理解を深めることができます。同時に自己理解も深めます。時代は進んでいます。スマホ一つで何でも創造していけるんですね~

分娩、子宮復古や悪露、母乳の時の抱き方などなどは、テクニカルスキル動画と学内シミュレーションでじっくり系統立てて学内で理解しておくとして・・・・。

最近は、自宅で分娩しているお母さんがいて、家族みんなで見守るというケースもあります。だから、学生の中には一人くらい、お母さんの分娩に立ち会いました、とかあります。あるいは、私も自宅で産みました(ママさん学生)とか、母が再婚して妊娠中ですとか、学生もいろいろになってきています。いろいろ持ち寄るとそこそこのインタビューができたり、看護介入ができたりするのではないかと考えます。

さらに言えば、社会問題になっている(潜んでいる)妊娠や出産、育児にまつわる課題を調査するのも情報収集です。「看護はこの課題に対して何をしていくか」をテーマに学生たちが主体になって、地域に働きかけてもらいたいです。オンラインなら、世界に向けて働きかけることもできます~。やっぱり、実習の考え方を柔軟にしていくほうが面白そう~(^^♪

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