看護教育を語り合おう!
看護教育新カリキュラム無料Zoom座談会(第2弾)、ご参加いただいた皆様、お休みの中、ありがとうございました。
キーワードは、地域!学生主導!多職種(医療・福祉以外)連携!経済を学ぶ!地域で主体的な活動をする!教員が柔らかい頭を持つ!ということで閉会となりました。
学生のもつ情報と体験がうまくコラボすれば主体性が引き出されます。そこで、A先生は、調理師専門学校で栄養学を学んで、同じ素材を使って、子ども用のケーキと大人用のケーキをつくるとか・・・。楽しそう。ICTを使えば、その学校まで授業に行かなくても学べそう。なるほど!糖尿病食も塩分控えめ食もつくってみると体験になるし、それを地域の人にプレゼンできるといいですね~。夢が膨らむ!
学生の興味に応じて「好きなこと」とコラボできるようなカリキュラムにしておけばどうか。B先生は「大工さん」。だ・だ・だ・だいくさん??と思ったのですが、確かに悪くないです。家が一軒建つまでの工程にいろんな職種が関わっています。さらに工学的な視点は看護にも必要。また安全性の視点で学生が意見できる場面もあるかも。切り口を変えるといくらでも、地域、生活、看護が学べそうです。
もうここまでブレストが進むと先生方のアイデアは止まりません。農業体験、農業留学(僻地医療実習)、農業と栄養学、農業(育てる)と教育、障害者と農業と販売の支援(学校に作業所つくる)、保育園児と米づくり体験(小児看護学実習)、特別支援学級の生徒と学校花壇の手入れ(小児看護学実習)などなど笑笑。いいねいいね。授業、演習、実習の教材になりそうですね。
動物を飼うという意見も出ていましたね~私たちは動物の命を奪って生きているわけですから、死生観を育むのにはいいかもしれません。ほかにも、アニマルセラピーという視点もあります。小学生の子どもが集まってきてくれたり、近所に住むおばあちゃんが遊びに来てくれたりすると、それだけで、地域看護的視点に立つことができそうです。「でも、アレルギーの人とかいるんですよね~」「じゃあ、その人はロボットで」。
「地域と暮らし」という科目をつくって、調理、大工、農業、動物何でもいいから学生の興味のある仕事を20時間やってくる、残りの10時間は導入とプレゼン。これで決まり!やるかやらないかは、学校次第。ヨロシク。
ということで、あまりにも楽しすぎるから、調子に乗って第三弾やってみよう!でもちょっとタイトルを変えてみます。看護教育カリキュラム改正の真意は、もちろん看護の対象となる人々のためにあるのですが、看護教育となると、今まさに働いている臨床の看護師さんや訪問看護師さんにも参加してもらいたいな~と思って、「看護教育を語り合おう」にしました。