学校の特色がとても興味深い
無料カリキュラム改正勉強会を開催しました。かなりすすでいる学校だったので、私の勉強の時間となりました。ありがとうございました。
いろいろな学校のお話を聴かせていただいて思うのですが、ワークをすると本当にユニークな発想が飛び交います。「それは、すてき!」という意見をいっぱい聞きます。ユニークな発想のものは、その発想の根源になった部分を見失うことなく、科目につながるといいなあと思います。出来上がるのが楽しみです。
例えば、「基礎看護学演習」×「地域・在宅看護論実習」を同時に行うという発想。基礎看護学演習の「健康学習支援」を学内演習して、「地域・在宅看護論実習」として訪問看護ステーションの実習で行われている内服管理や健康教育を見学できるといいですね。視点が明確なので1年生、2年生の実習に適していると思います~(^^♪
病院や訪問看護ステーションを持っていない学校も多々あります。今回の改正は「地域で健康を維持・増進していこう!」の視点が明白です。いかに早く、病院や施設、訪問看護ステーション以外の実習施設を持てるかという行動力が問われます。病院で勤務する看護師を育てるという使命はあったとしても、1次予防、2次予防、3次予防の観点から、病院ではなく地域で暮らすという想像力を駆使して看護できる人材を育成しなければなりません。
2023年から適用になるけれど、病院や施設以外の実習場所は演習という名目で、来年の時間割に組み込んでいけるといいのかも。看護系大学が急増したので、奪い合いになってしまいます。目を付けたところは、イチかバチか早いうちにアポを取っておくことが大切だと思いました。(私の演習のところでもあるので、自分に言い聞かせています・・・)
「地場産業と暮らし」「文化」「観光」→「外国人」「異文化交流」「日本語学校」という構図があれば、地場産業、文化に関するフィールド調査。あるいは日本語学校の学生との交流などもできます。いろんな科目で演習や実習ができそうです。外国人医療スタッフも増えていくし、外国人患者も増えていきます。先を見据えたカリキュラム改正は「病院の外が熱い」と思いました。
病院付属の学校ではないということが、かえって学校の強みになるかもしれないという発見をしました。
ご参加いただいた教員の皆様、本当にありがとうございました。
https://kango-support.or.jp/category/education/karikyuramu