教員育成をどうしよう・・・の相談のほうが多い

第5次カリキュラム改正と並行して、最近は教員の質を上げていくにはどうしたらいいかという相談が多いです。教員間でカリキュラム改正に関して温度差が生じているのかも~?

成熟した組織では、構成要素の分類などを一緒にやっていけばいいと思います。しかし、まだ何をやっているか、何が出来上がっていくか、よくわからない状態の教員の多い学校では「どんな授業したい?」「こんな実習している学校あるよ?」から始めるのもいいかも。教員の取り掛かりやすいところから始めて、コアメンバーが抽象化していく作業を同時にしていくほうがいいかも~(^^♪

第5次カリキュラム改正はいろいろ自由にさせてくれるので、サポートさせてもらっても、めんどくせーーーよりも、楽しそう!と言ってくれるのでやりがいを感じています。

教員の質を上げるために「研修に行く、再教育システムを受ける」もいいのですが、看護師養成所の教員は「チーム学校」の力が求められます。たとえばリーダーとサブリーダーで授業や演習をデザインしたり、入試や行事ごとなども協働して運営していく力です。研修に行くだけでなく、研修に行ったあと、ほかの教員や学生に共有して広めて巻き込んで使いこなしていかなければなりません。研修に行くことよりも必要なものは、共有して広めて巻き込んで使いこなす力かもしれません。私も、その力の不足に何度ひれ伏せることか・・・。

ただ私は、いろいろとオープンにすることだけはできます。自分の考えをこうしてブログに書いたり、自分のやりたいことをやってみたりして恥をさらし続けることができます。立派なブログだとも思っていないし、今やっていることが大成功だとも思っていないのですが、その過程もオープンにすることができるという特技を持っています(笑)。

オープンにするということは、とても恥ずかしい感情が湧いてきて、年齢や経験以下の自分になることができます。これから、どんなに年下の人と接していくときも、「え!知らんかった!」って言える自分でいることが、私自身の育成になると思っています。年を重ねるたびに、恥をさらせる自分でありたいと思っています。

教員の育成に悩んだら、「かっこ悪い上司」になるといいかもしれませんね~(^^♪

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