外国人医療スタッフとともに実習する時代

看護学生が感じたジレンマ?

A看護学校で「看護実践における倫理的判断」の講義を行いました。そのクラスは最近まで臨地実習に行っていたので、「倫理的葛藤場面」に関する意見がたくさんあり成長を感じました。あらためて見学や経験というのは、「学び」になるものだと思いました。

学生のリフレクションシートに「ベトナムの人が看護補助業務をしていたのですが、まだ、日本語が患者さんとかみ合っていないように感じました。もう少し日本語に慣れてから臨床に出たほうがお互い(ベトナムの人と患者)にとって良いのではないかと思いました。これも倫理的課題でしょうか?」と書いてありました。

私はこのリフレクションシートを読んで、外国人医療スタッフを育成しつつ、看護学生の実習指導もするという現場の状況が目に浮かびました。そして、実践と知識がうまく絡み合って人が育つ場をどう創っていけばいいのかというモヤモヤした気持ちになりました。

外国語をマスターすること、介護、看護の実践力を向上させること、いずれにしても活用してこそ上達していくものです。しかし、患者さんの安全や安心という側面からはジレンマがあるのも確かです。

それでも私は、教育はもっと将来を見据えていたいです。

「外国人医療スタッフも看護学生も指導しなくてはいけない!!大変だ~」という状態から、外国人医療スタッフと看護学生がともに学び合える環境を創るという発想の転換をしてみてはいかがでしょうか。

互いに対等で尊重し合って、学び合えると素敵だなと思ったりして・・・・

ご意見、お待ちしています。