看護基礎教育カリキュラム改正の実習配置を考えてみました。

看護師養成所3年課程、実習単位数を一定程度自由にできる

各校、かなり自由に解釈できそうです!!

最上位目標を考えて、実習配置を考えてから必要な科目を考えるという方法でやってみました~(^^♪

効果的に臨地実習を行うことができるよう、各養成所において各教育内容の単位数を設定すること。ただし、各教育内容の単位数の設定は記載された数字以上とすること。

知識・技術を看護実践の場面に適用し、看護の理論と実践を結びつけて理解できる能力を養う実習とする。

対象者及び家族の意思決定を支援することの重要性を学ぶ実習とする。
チームの一員としての役割を学ぶ実習とする。
保健・医療・福祉との連携、協働を通して、切れ目のない看護を学ぶ実習とする。
地域における多様な場で実習を行うこと。
看護の統合と実践では、各専門領域での実習を踏まえ、実務に即した実習(複数の患者を受け持つ実習、一勤務帯を通した実習等)を行う。また、多職種と連携・協働しながら看護を実践する実習や、夜間の実習を行うことが望ましい。

看護師等養成所の運営に関する指導ガイドライン 別表3看護師教育の基本的考え方、留意点等(改正案)

 

3年課程の看護専門学校で、大半が地元の病院に就職するという学校。最上位目標は「進化し続ける看護の実践者の育成」。

上記のような日程で実習を組んでみました。1年生と2年生で7単位ずつ実習に行きます。これは、各領域ににとどまらず、保健・医療・福祉との連携、協働を通して、切れ目のない看護を学ぶ実習となります。学んだことを生かし続けること、生かしたことを意味づけることを通して進化を遂げていきます。

また、赤丸以外は、地域における多様な場で実習を行います。看護の視点で人々の暮らしを知り、初めて点と点がつながります。「発達段階の各期における健康学習支援の重要性」「健康に子どもたちの学習や成長・発達を支援すること」「妊娠から出産、育児を社会生活の中で支援すること」「ひとりひとりの暮らしに対応する看護」を学ぶ実習と位置付けています。これらの実習と地域・在宅看護論実習の関連性がかなり進化に影響します。

看護の統合と実践実習(以下、統合実習)Ⅰは、看護教育実習(後輩育成)です。教えることを通して学ぶ姿勢を学びます。また、統合実習Ⅱは、学生が主体性を発揮して実習場を自ら選んで実習します。インターンシップのようなイメージですが、ちゃんと単位として認められるように内容を整えます。統合実習Ⅲは、各専門領域での実習を踏まえ、実務に即した実習を行い、多職種と連携・協働しながら看護を実践する実習や夜間の実習の実施です。統合実習Ⅱ・Ⅲによって、チームの一員としての役割を学ぶ実習となることでしょう。実習場が、就職先になるかもしれません。就職したときは、さらに進化した自分を見てもらうことをコミットメントしておくといいと思います。

3年次は9単位の実習になります。実習以外の授業はほとんど講義形式はありません。ケーススタディ、看護管理学方法論(シミュレーション)、医療安全(OSCE)、医療倫理(事例検討会)、人間関係論演習、看護総合演習(国家試験対策に通じる統合科目で協同学習形式)、国際看護演習、災害看護演習などができます。これらの科目を3年生で行うことによって、知識・技術を看護実践の場面に適用し、看護の理論と実践を結びつけて理解できる能力を養うことができ、事例検討会などを通して対象者及び家族の意思決定を支援することの重要性を深めることにつながります。

実習場の確保の課題などがあると思います。しかし、地域に対して貢献度の高い実習内容にすることで「ウエルカム」になるのではないかと考えます。また、小児看護学実習Ⅱのように病院、施設、在宅などに分散し多グループ編成によって学びの多様化を共有することができます。さらに精神看護学実習Ⅰと同時期に行くようにすれば、実習期間としてローテーションを組むことができます。同様に基礎看護学実習Ⅱ、成人看護学実習Ⅰ-②、老年看護学実習Ⅰ-②は同時期に行くことも可能です。振り返りの時間を確保すれば、知識と技術が進化するのではないかと期待できます。学生が、どこの実習場所に行ったほうが楽に合格できるという発想から「看護の多様性をさらに進化させることを楽しむ」ような実習にしたいです。

以上。最上位目標は「進化し続ける看護の実践者の育成」〈3年課程の看護専門学校〉をもとに実習配置計画を立ててみました。ここから関連する科目をあげていくという方法もありかも~(^^♪

単純に基礎看護学実習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲとすることも考えたのですが、実習目標が近いところをあえてⅠ-①、②などと表現しました。見にくいですね。シンプルにしたほうがいいかも・・・(笑)

まだまだ課題はありそうですが、これから一緒に学んでいきましょう!

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