看護教育の新カリキュラムに、「お金」についての科目を入れて欲しいです。「医療経済学」というよりも、もっとリアル「お金」。
私は、看護師起業家という立場の前に、人間としてそもそも「お金」に無頓着なところがありました。
今、頭を悩ませているのは「お金」のことです。どんなにしたら稼げるかという話も大事です。私は、はっきり言ってまだまだお金を稼いで、雇用を生み出したいと思っていますから。お金を稼ぎまくって、回しまくることが起業の動機ですから。お金が回れば、思考が回る、思考が回れば行動に変化が起きる、そうすれば、人がのびのびと育つ社会を創ることができるというのが長期目標ですから。稼ぎます!
ただ、質的な側面から見て、「時間」と「お金」、「価値」と「お金」といった問題で、かなり悩ましいことに直面しています。
例えば、1時間、10000円の仕事の依頼があったとします。それをすることは、看護教育支援協会のミッションであるなら、「受けます」。という具合に、仕事をしてきたのですが、これを365日しても、雇用を生み出し、次世代につなげるものは何一つ捻出できないという問題に直面しているのです。なぜか?私は、10000円の仕事の中に、移動時間、準備時間、待ち時間、交渉時間、書類を書く時間、メールする時間、道に迷う時間、電車が動かずタクシーを使う時間やコストをカウントしなければならないことをイマイチわかっていなかったのです。
くーーーーーー失敗した!!
本を書いたり、SNSの活用をしたり、国家試験合格スタディ動画を作成したり、外国人医療スタッフのコミュニティをつくったり・・・いろいろ手掛けたいので、その時間の捻出と、当面の収入を計算しなければ、長期目標(価値あること)にたどりつかん。毎日、ハムスターのように動く人です~爆笑。(いや、笑っている場合ではありません)
看護師のキャリアデザインの中に、今後、起業したいという人が増えて欲しいです。そして、本当にガンガン稼いで、ガンガン回して、看護師実業家として活躍して欲しいです。それは、地域で暮らす人たちに手を差しのべやすく、「看護」が暮らしの中に生かされると思うからです。つまり、「価値」あることなのです。病院、施設から、さらに人間らしいコミュニティの中で生き抜くことを支えられるのは「看護」だ!という価値を生み出したいです。
だから、そのまえに看護基礎教育で、「お金の科目」を設けましょう。私のような起業2年目の失敗はして欲しくないです。私の強みは、失敗からしか学ばないので、じきに立ち上がるという雑草のようなメンタルがあること(母よ、こんな私に産んでくれてありがとう)。来年に向けて、改善をして準備をしていくだけなのです。
お。というか、この失敗をまとめて、「本」にするか!?
ん。「お金の科目」ができる前に書くべきだな。急げ!!