看護教育を語り合おう!
本日は、東京、横浜、岐阜、京都、大阪がつながりました。そして大学、専門学校の先生が交流することもできました。「看護教育」というテーマで次世代に向けて何が必要なのか、語り合えたと思っています。松下看護専門学校の水方先生をはじめ、ご参加いただいた先生方、本当にありがとうございました。
このコロナ禍において、看護教育の現場でも、働き方、授業、演習、実習が激変しました。
しかし、先生方のお話を聴いていると「案外コロナが教えてくれているものがあるな~」という感じがします。
演習の方法(体位変換や移乗、移送)一つにしても、感染予防対策をしてから行う必要性があります。いつも衛生学的手洗いをしているのですが、緊張感が違います。いい学びですね。
また、感染の認定看護師さんと連携して、感染予防の講義をしてもらったり、指導してもらったりという機会ができたという話もありました。素晴らしい!
これから、ICTの進化についていかなければなりません。逆戻りすることはないでしょう。当然ながら、自分たちだけで解決できることばかりではありません。人と人のつながりがICTによってさらに深まって、学び合っていけるといいですね。そのためにも、まずは、始めていくこと、慣れていくこと、新しいことに抵抗なく柔軟に対応すること、また、あみだしていくことが大事だという意見がありました。身の引き締まる思いです!
「授業や演習、実習という垣根がなくなっていく」という意見は、その通りだと思いました。正しい進度と思っていた順番も案外違っているかもしれません。やってみないとわからないこと、聞いてみないとわからないこと、いろいろあります。とにかく、やってみよう!ですね。
「病院での実習ができない!どうしよう!」、思考力を鍛えることを求められているのは教員のほうだったのですね(笑)でも、いろんな取り組みをシェアできたので、生かしていけそうです。学校間交流や他学科交流を事例をもとにカンファレンスをするだけで、授業、演習、実習ともいえます。教員サイドのイシューを明確にすることが大事です。
私は、この無料座談会を通して、いろんな出会いといろんな触発が生まれていくこと、そしてオンライン(Zoom)に慣れてもらえることを目的として、今後も継続していきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。