キャンプインストラクターの資格を持つ3名のキャンプナース®が誕生しました!!
2025年5月、2泊3日の集中講座を経て、3名の看護師がキャンプインストラクターの資格を取得し、キャンプナース®としても登録を完了しました。キャンプナース®として、自然環境の中で子どもたちを支え、育てていく力を持つ彼女たちの誕生は、大きな期待を寄せられています。
集中講座の概要:海を舞台に学ぶ3日間
今回の集中講座は、キャンプディレクター2名の指導のもと行われました。キャンプナース®を目指す看護師のみならず、他職種からも参加者が集い、多職種連携の重要性を実感する場となりました。
特筆すべきは、海のアクティビティを多く取り入れたプログラム内容です。クルージング、オプティミスト、カヌーといった海を存分に楽しむ活動が盛り込まれ、自然環境の中での安全管理とまた応急手当の実際について学びました。
参加者はそれぞれのアクティビティを通して、自然と向き合いながら安全を確保する技術を学びました。クルージングでは波の状況を見極める力、オプティミストでは風を読みながらの操作技術、カヌーでは安定性を保ちながらの操作が求められ、どれもキャンプナース®として欠かせない知識とスキルを磨く場となりました。
看護師として、キャンプナース®として:新たな役割への期待
今回資格を取得した3名の看護師は、キャンプナース®としても登録を完了しており、今後は地域やキャンプの現場で活躍することが期待されています。
自然の中では想定外の事態が発生することもあります。そのため、キャンプナース®として求められるのは、迅速な判断力と多様なリスク管理のスキルです。
資格取得後は、「自然の中での子どもたちの成長を支えたい」「安全管理を徹底しながら、思い切り遊べる環境を作りたい」「日頃、キャンプとは縁のない人にも体験してもらいてい」と、その抱負を語ってくれました。今回の集中講座を通じて、自らの成長を感じるとともに、他職種との協力や多角的な視点を学ぶ機会となったことが伝わってきます。
多職種連携とコミュニティづくり
今回の講座には、看護師だけでなく、教育分野やアウトドア活動に携わる方々も参加しました。多様なバックグラウンドを持つ人々が共に学ぶことで、自然災害や緊急時の対応における役割分担を再確認し、キャンプナース®としての職責を深く理解することができました。
特に印象的だったのは、ディレクターから学んだ「安全管理を最優先にしながらも、子どもたちの挑戦心を支えることの大切さ」です。単にリスクを避けるのではなく、リスクを管理しながら成長を促す支援を学ぶことで、看護師たちはより自信を持ってキャンプナース®として活動できると思っています。
今後の展望:キャンプナース®の可能性を広げる
キャンプインストラクターとしての資格取得は、キャンプナース®活動の新たな一歩です。これからは、キャンプ場や地域活動において、子どもたちから高齢者に至るまで健康と安全を支える立場として、さらなる経験を積んでいきます。
私たちは、これからもキャンプナース®としての成長を応援し、活動の場を広げていきたいと考えています。ますます地域社会との連携を深め、看護職の新たな可能性を切り開いていきたいと思っています。
キャンプナース®の取り組みが、全国各地の人々の健やかな成長と、安全な野外活動を支える一助となるよう、引き続き活動を続けていきます。
ぜひ、キャンプナース®としての活動にご興味のある方は、今後のプログラムにもご参加ください。共に学び、共に成長することで、より多くの人たちに安全で楽しい野外活動やキャンプ(一つの目的を持った集団活動)をサポートしていきたいです。

