キャンプナース®研究会が開催されました。

今回の研究会では、キャンプナース®として豊富な経験を持つ皆さんが、多くの貴重な事例を共有してくださいました。発表者の方、ありがとうございました。また、グループワークでは、参加した看護師が主体となってキャンプの企画を考え、それぞれのアイデアを発表しました。

子どもの野外活動中に救急要請に至った事例と判断に困難感をきたした事例に至っては、「私だったらどうするかな?」ということで意見が分かれる場面もありました。また、子どもが持参する「高照度ライト」や「ステンレスボトル」にも使い方によっては危険がいっぱいあるとの具体的な報告もありました。

特に印象的だったのは、「看護師がどのようなキャンプを企画すれば、参加者が満足感を得られるか」という視点で意見を交わしたことです。対象者の特性やニーズに寄り添ったキャンプ作りについて、具体的で実践的なアイデアが多く出され、参加者同士が活発に議論を深めていました。

調理師学校とのコラボ企画は本当に実現可能な企画で、どの立場の方も得をするまさに「Win Win」といったものでした。

さらに、多様な背景を持つ参加者が、お互いを尊重し、協力しながら達成感のあるキャンプを実現するために必要な配慮や工夫についても、さまざまな意見が飛び交いました。皆さんが楽しそうに意見交換をされていた姿が印象的で、看護師としてキャンプを企画することの楽しさややりがいを改めて実感しました。

今回の研究会を通じて、キャンプナース®が持つ可能性と、その意義を再認識できました。参加された皆さん、本当にありがとうございました。次回もまた充実した意見交換を楽しみにしています。次回は東京開催を目指しています。