まだ覚えていないものをチェックしてみよう!

  • ケルニッヒ徴候:仰臥位の患者の下肢を曲げ伸ばししようとすると、抵抗や疼痛を感じる状態を指す。通常、両足に見られる。髄膜刺激症状の一つ
  • ブルジンスキー徴候:仰臥位の患者の頭部を前屈させたとき、自動的に股関節、膝関節が屈曲する状態。 髄膜刺激症状の一つ。
  • バビンスキー徴候:足底をこくと、母趾が背屈し他の趾が扇状に開く反射。成人で陽性の場合、平面障害路を示唆する。
  • トレンデレンブルグ徴候:片足立ちした際、骨盤が健側に低下する現象。 中殿筋の筋力低下や股関節の障害を示す。
  • マーフィー徴候:右季肋部を圧迫しながら深呼吸をした際に、痛みのため吸気が途中で止まってしまうこと。胆嚢炎や胆石症などでみられる症状。
  • グレイ・ターナー徴候:側腹部に青紫色の斑点が現れる現象。 急性膵炎や腹腔内出血を示唆する。
  • クールボアジェ徴候:無痛性の胆嚢腫大が触知される現象。 総胆管の閉塞を示唆し、膵頭部などで見られる。
  • ブルンベルグ徴候:腹部を圧迫し急に手を離すと、反跳痛が起こる現象。腹膜炎の診断に用いられる。
  • ラセーグ徴候:仰臥位の患者の下肢を伸展させたまま持ち上げようとすると、大腿後面に疼痛を訴え、それ以上足を挙上できなくなる状態。坐骨神経障害の鑑別に用いられる。
  • トーマス徴候:仰臥位で片膝を胸に引き寄せると、反対側の下肢が持ち上がる現象。 大腿筋膜張筋の場合、股関節の屈曲、外転、内旋作用があるため、この筋肉の短縮では股関節の外転偏位がある。
  • ホーマンズ徴候:足関節を背屈させると、ふくらはぎに痛みが起こる現象。深部静脈血栓症の診断に用いられる。
  • バレー徴候:両腕を前方に伸ばす、目を閉じると、片方の上肢が下がる現象。錐体路に障害がある場合に陽性となる。
  • ロンベルグ徴候:両足を揃えて立った状態で目をつぶると、体が動揺して著しく不安定になる現象。脊髄性の麻痺に伴う運動失調症状が疑う。
  • ピスカチェック徴候:妊卵の着床部位がほかの部位よりも柔軟であり、ふくらんで触知される。
  • ヘガール徴候:双合診による子宮所見として、子宮頚部は硬く、子宮体部は柔軟という特徴がみられる。
  • シャルコー3徴:急性胆管炎などの胆道感染症で特徴的にみられる発熱、右季肋部痛、黄疸の3つの症状。
  • レイノルズ5徴:胆管炎の症状として、右上腹部痛、黄疸、発熱(シャルコー3徴)に加え、意識障害やショック症状が加わることをレイノルズ5徴という。
  • シンプソン徴候:子宮体がんで子宮内に膿瘍が生じた場合、それらを排出するために子宮が収縮し、陣痛様の下腹部痛を生じる現象
  • クボステック徴候:低カルシウム血症(8.5g/dl未満)が原因で起こる病的反射。外耳道の直前で顔面神経を指やハンマーで軽く叩く(頬を軽く刺激する)と、同側の鼻翼や眼瞼、上唇などで筋肉が収縮する反射のこと。
  • 死の三徴候:心臓(心拍動)の停止、自発呼吸の停止、瞳孔散大および対光反射の消失。
  • 炎症5徴候:炎症では、「発赤」「熱感」「腫脹(腫れ)」「疼痛」「機能障害」
  • 脳血管疾患の徴候【FAST】:「Face  顔がゆがんでうまく表情がつくれない」「Arm 腕を同じ場所で固定できない」「Speech うまく話せない」「Time 症状が出た時間を記録してすぐに受診」

「○○徴候」をどれだけ言えるかな?電車の中でもできる学習方法ですね!

思い出そうと何度も想起することが、記憶の保持になります!