新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を含む看護師国家試験の問題をつくってみた。

主役にならなくても、こっそりと出現することもあるかも！

感染症と病原体の組合せで正しいのはどれか。

つつが虫病　ー　真　菌
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)　ー　細菌
伝染性腸炎　ー　リケッチア
梅毒　ー　スピロヘータ
オウム病　ー　ウイルス

答え　４

2020年おける感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律〈感染症法〉に基づく五類感染症はどれか。2つ選べ。

後天性免疫不全症候群〈AIDS〉
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)　
つつが虫病
日本脳炎
梅　毒

答え　１・５

Aさん（35歳、男性）会社員は、全身倦怠感を訴え病院を受診したところ、肝機能障害が認められた。Aさんは、妻と１歳の長男の３人暮らしだが、Aさんは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行に伴い在宅勤務となり、不慣れな仕事環境が続き、妻との口論が多くなった。Aさんは「朝から毎日飲酒するようになり、飲酒量はさらに増えている」と話している。Aさんは、意識清明で見当識障害はなかった。

Aさんに認められるのはどれか。

病的酩酊
場面緘黙
コルサコフ症候群
アルコール依存
錯乱状態

答え　４

Aさん、48歳の男性。会社員で営業部門の部長である。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行に伴い仕事内容に変化があった。仕事関係のメールのやり取りやリモート会議に追われ、深夜まで仕事をする日々が続いた。「体の疲れがとれず、寝つきが悪く、食欲もない。やっと眠っても2時間程度で目が覚めてしまう。眠らなくてはと思うが、気になってパソコンやスマホをみてしまう。頑張って仕事をしても自分の存在が全く意味がないように感じる」と話す。体重が1か月で3kg減少したため、心配した妻に伴われ受診した。
Aさんのアセスメントで正しいのはどれか。