多様性の時代
子どもたちの夏休み中のキャンプに引率してきました~!!いろんな学校の子どもたちが集まってきていました。小学生の50人の子どもたちと一緒に2泊3日を過ごしました。やりがいを感じました。外で思いっきり遊ぶって楽し~~~ですよね。必死に玉ねぎむいている横顔、海に入っていくテンション、すごくかわいい!コロナ禍のストレスにも負けず、ここに来ていることが素晴らしい!
今回、私が子どもたちに直接ケアした内容は、以下の通り。子どもたちには、今、看護師は何をしているかをしっかり説明する!ここがポイントですね~(^^♪
- 怪我をした! ☛ 洗い流す、必要あれば消毒と保護
- 軽いやけど ☛ 流水で冷やす、痛みがなかったので、経過観察 ☛ 発赤なし
- 発熱時の対応 ☛ 風邪症状もあったので途中でご家族に連絡して帰宅してもらいました。残念!次回また会いましょう!
- 腹痛 ☛ 問診、触診 ☛下痢・便秘なし、腹部膨満なし、発熱なし、活気はないが歩くことができる、排尿時痛なし、初潮年齢ではない、顔色普通、泣いていない ☛ 経過観察 ☛ 「治りました!」
- 嘔吐のケア みんなで作ったカレーライスのジャガイモを詰まらせて嘔吐したらしい ☛ 経過観察 ☛ デザート完食
- 熱中症予防 ☛水分・塩分補給 ☛ 日陰を活用 ☛ だれも熱中症になりませんでした!
- ホームシック、夜泣きのケア ☛ 寝かしつけ40分 ☛ 翌朝ハイタッチ
- 毎日内服している服薬確認
- 工作やリーダーさんの話をじっと座って聴くことができない子どもの観察 ☛ 安全確認
などなど。それに加えて、子どもと遊ぶ!カレーの鍋を洗うなど一緒にやりました。輪の中から子どもたちを見たり、外からみたり、いい勉強になりました。
今回は、大学生ボランティアさんの人数も少なく、大学生ボランティアさんも発熱で帰宅してもらったりしたので、なかなかハードなキャンプでした。大学生ボランティアさんは、本当に頑張っていました。看護学生にも参加してもらいたい体験です。
子どもたちが、元気よく帰っていく様子を見て、よかったな~と思いました。私は帰宅後、爆睡(笑)
その中で私の葛藤。どうしても、じっとできない子どもとか、準備が遅くなる子どもに注目が集まってしまいます。大学生ボランティアさんもついつい「早くやろう、頑張ってね!」「お話聴こうね!」と優しく声掛けしていますが、「みんなと同じ」に寄せて言ってしまいがちになります。それは悪いことじゃないと思います。いろんな人がいるからね~が大事なのかな~~。多様性の時代は、いろんな人の特性をうまく理解できる力が必要なのかな~と思いました。