社会の中で生きるということ・・・・

社会の中で生きるということ・・・・

 

バスが遅れたとき、「仕方ないな」と思って待っていられるということ。

使い方がわからないスマホの機能を「教えてよ」と言って、甘える人がいるということ。

「こんな日に限って梅雨入りか!」というタイミングがあっても、「まあ、いいか!」と思えるということ。

「肩が凝ってるな」に気づいたら、「さっさと早く寝よう」と対策がとれるということ。

近所の人からゴミ出しをめぐって注意を受けたら、そこそこそれなりに対応できるということ。

自分の中にある執着心や嫉妬心に気づいても、それもまた自分だと思って、そんな自分も切り捨てずにいられるということ。

失敗しても、恥ずかしい思いをしても、「はい、はい、次」と開き直ることができるということ。

「あの人とこの人の言うことが真逆じゃないか!」ということがあっても、「答えは一つじゃないんだな~」と思えるということ。

 

たった今、社会の中で生きることに困難感を持っていても、「自分を変える」ことに必死にならなくてもいいと思う。

時代や環境が変わることもある。理解者が現れることもある。システムが変わることもある。

今は、さなぎのようにじっとしていても、生きていることが、すでにいろんな関門を突破していると思う。

 

看護は、社会の中の隅々まで手が届く存在だから応援する。