看護学生の学内実習に、新カリキュラムのポイントが入っています。

生活する人を支える看護

私の住んでいる地域も高齢者の方にコロナのワクチン接種が始まっています。うちのお義母さんのところにも葉書が来て、申し込みをすることとなりました。しかし、お義父さんは入院中で申し込みのやり方がわからないと相談の電話がありました。確かに85歳以上のお年寄りにインターネットの手続きは難しいわ。ダンナにサクサクと申し込みをしてもらって接種日も決まって一安心。しかし、接種する場所まで手押し車を使って地下鉄に乗って行くのは困難の極みとまた電話がありました。ダンナもその日に休みが取れなくて、結局、お義母さんはタクシーを使ってワクチン接種にいくことになりました。私は車を運転できないので、ごめんなさいって感じです。

この一連の騒動に巻き込まれながら思ったこと。これは、我が家だけの問題ではないはず。我が家は、両親の近くに住んでいるし、私もフリーだからいつでも電話で話せるし、訪問することもできます。ダンナもまめまめしく介護に協力的。

しかし、後期高齢者の一人暮らし、子どもたちや孫たちも遠くに住んでいて・・・というケースあるはずですよね。後期高齢者の子どもたちもまたインターネットとかに縁がないという方もおられるはず。

こんな細かな地域の課題を発掘して、看護学生の学内実習としてピックアップしてみたらどうだろうか。

地域で暮らす基礎疾患を持った後期高齢者のワクチン接種 × 手続きの仕方がわからず「不安」を抱えているというコンセプト。しっかり傾聴して、何が不安なのか聞いてみてはどうだろうか。対象者さんと同様に行政のやり方が悪いだの、政治はどうなっているんだだの、ワーワー悪口を言っていても何も解決しません。粛々と共に前進していくことを考えて、お互いに試行錯誤しながらでいいから、ワクチン接種完了を支援できるといいですよね~~~

大阪のあちこちの病院が98%の稼働率で、学生の指導まで手が回らないという理由で実習できないのなら、せめて病院に入院しなくても済むように何をしたらいいか学生とともに考えていきたいと思っています。こんな実習もあってもいいかも・・・。