どんな看護をしてきたのか、どんな看護をしていきたいのか。

最近、准看護師さんが個別塾によく来てくれます。正看護師の資格を取るための学校(通信制も含む)に通っていてレポートの書き方がわからない、勉強の仕方がわからない、国家試験の勉強の仕方がわからない、といった相談が多いです。わからないことがわかること、それをさらけ出せること、それ自体が素晴らしいことです。しかも、母であり、准看護師であり、学生であり、ほかにもいろいろ役割があります。まさに人生100年時代を楽しんでおられます。

私は、准看護師さんにいつも教えてもらっていることがあります。「今週、一番印象に残った出来事って何?」。いろいろ臨床の風を感じさせてくれます。そして、そのネタを用いて勉強に取り掛かります。私の仕事は「つなぎ」です。

「そのとき、どんな看護をしたのですか?」「これからどんな看護をしていきたいのですか?」

これは、准看護師さんに限ったことではありません。私も含めて、すべての看護師、また看護学生たちが、自分に意識を向けることは大事です。自分を変えていくためには、今の自分を知ることから始まります。

成長することは、学歴や資格、経験を積むことではなく、むしろ、それらを捨てることができて、どんどん更新していく行動だと思います。

今朝、観葉植物に水をやりながら、でかくなったな~、こっちの葉っぱは枯れたな~を見ながら感じました(笑)

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