2020年教育改革しますよ~~というのは、周知されています。あっという間に来年です(^^♪。看護基礎教育は、新しい教育改革をうけた生徒たちがそのあと受ける教育なので、生かすも殺すもバトンを受け取った教育機関の責務は大きいと思います。もっと言えば、社会に出てからの教育はもっと大事です。学校と職場が乖離しているのはもったいないですから。
より健康に100歳まで生きる支援をしていく時代、看護師もいったん就職した場所で定年まで働くという時代ではなくなります。さらに言えば、「教育から臨床」という固定化された階段もなくなり、教育→仕事→教育→仕事のような形にしなければ、じゃんじゃん進歩する医療や福祉の流れに現役看護師が追いついていきません。現役看護師が一番古い!という現象が起こります。
看護とツアーコンダクター、看護とホテル、看護と登山、看護と農業みたいに掛け合わせて看護の可能性を生み出していく力が必要です。その時、重要になってくるのは、上記の図の1番はもちろんのこと、2番の「表現力」は見落としがちな科目だったなと思います。「表現者になる」というのは、表現をする人、その表現を受け取る人、双方向のやり取りという3点からなり、何かを生み出していくための基礎となる能力です。なにか科目立てできるといいですね~(^^♪うーん、(「自己表現法」とか普通やん!!「クリエイティブ、パフォーマンス」、なんやねん!!みたいな。)
3番は、看護基礎教育ではかなり以前から取り組まれています。多文化、異文化理解は必須ですが、個人差が大きいものは、選択制にしてはどうかと考えます。看護専門学校の40人1クラスの学校で選択制って!と思うかもしれませんが、単位制であることを最大限に生かしていくことと「教育格差」への対応も重要です。20人一クラスの科目を数個持っておく、さらに、隣接する学校と単位取得のできる交流講義をするなど工夫次第です。1校ですべて抱え込むのは小さくまとまりすぎてしまうので、教育改革の意図から外れてしまいます。まずは、広く交流することを億劫に思わない環境づくりをしたいです!!
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