命がけで食べている
利き手が使えない患者さん
飲み込みが困難な患者さん
食べこぼしが多い患者さん
食欲がない患者さん・・・・・・
それでも、一生懸命、食べ物を口に運び、咀嚼し、飲み込んでいる。
看護師さんが「おいしいですか?」と聞いてくる。
「命がけで食べています」という状態の患者さんにとっては、集中力が途切れるから「しー!」なのだ。
完食することよりも重要な何かに取り組んでいる患者さんの横顔を、そばにいて、一口一口、ごっくんができているか真剣に見届ける。
「看護」とは何かについて考えていくことを意図として、「看護師日記」を書くことにしました。私の看護師、看護教育の経験に基づいて表現していますが、人物が特定されないように、また文脈を損なわないように一部修正しています。