和歌山から日本の教育を楽しく変えるムーブメント!!

「オモロー授業発表会」は、株式会社ワンピース代表取締役会長の久本和明氏が、「教育の本丸は公立学校である」との信念のもと、2023年に立ち上げた草の根運動です。この会は、「夢みる小学校」という映画をきっかけに、地域の公立学校の教員たちが、地域の方々や保護者と共に、教育現場をより良くしようとする情熱から生まれました。この取り組みは、たった1年間で瞬く間に広がり、北海道から沖縄まで全国で開催され、毎回100人から300人の参加者が集まる大きなムーブメントとなっています。

オモロー授業発表会の特徴

  1. 地域住民が主体の企画運営
    このイベントの企画と運営は、教員ではなく、地域の方々や保護者によって行われています。教育現場を支える人々が、自分たちの力で地域の教育をより良くしようと努力している姿が印象的です。昨日もPTAをされているお母さんが主催者(運営リーダー:みずもとさん)となって運営が行われました。私も、和歌山(白浜)に法人を移したばかりの一市民として運営チームに入れてもらいました。思い起こせば、対話、対話の連続だったなと思いました。

  1. 公立の先生が主役
    オモロー授業発表会では、地元の公立の教員が登壇し、10分間のプレゼンテーションを行います。公立学校の先生たちが自らの実践を共有することで、「もう日本は変わらないんじゃないか」「もう、教育は変わらないんじゃないか」と言うあきらめのような風潮が払拭され、私も参加者の皆さんも学校への信頼感を深め、教育現場に希望を持つことができました。「こんな先生に出会いたかった!」と思いました。登壇してくださった先生方、本当にありがとうございました!授業の上手さもさることながら、存在感が「誰とでも対話します」というオーラがにじみ出まくっているのです。

  2. 立場を超えた対話の場
    このイベントの特徴は、登壇者だけでなく、参加者も主役です。プレゼン後に設けられる対話の時間では、保護者、教員、子ども、教育委員会などが一堂に会し、意見交換が行われました。子どもたちも積極的に参加してくれていました!

  3. 感動と共感の連鎖
    イベントの最後には、主催者みずもとさんの挨拶があり、企画・準備に込められた思いが語られました。その中で私は感極まる場面もあり、その感動が次の地域での開催へと繋がっていくのだと思いました。

  4. 子ども連れでも参加しやすい環境
    会場にはキッズスペースが設けられ、子どもたちも楽しく過ごせる工夫がされていました。子育て中の保護者も安心して参加できるイベントとなっていました。また、子どもたちが率先してタイムキーパーをしてくれたり、椅子を片づけたりしてくれました。途中で電池が切れたように眠ってしまう幼児もいたりして・・・・可愛らしい寝顔を見ながら「あなたの成長を支援してくれる先生がいるよ。未来は明るいよ」と思うとぐっと目頭が熱くなりました。

第1回の和歌山開催は大成功!

第1回和歌山開催は、大成功に終わり、参加者の皆さんからも多くの好意的なフィードバックをいただきました。地域の教育に対する熱意と共感が、和歌山の橋本市や紀の川市でも次回開催を望む声へと繋がり、今後のさらなる広がりが期待されています。

これまでに8割以上の会が各地の教育委員会の後援を受け、ヤフーニュース、新聞、テレビなどで報道され、大きな注目を集めています。関西から始まったこのムーブメントは、今や全国に広がりつつあります。地域から日本の教育を楽しく変えるこの活動が、公教育の発展に大きく貢献することを願っています。

今回は、和歌山市報に取り上げていただいたようです。

ナイチンゲールの言葉と看護介護バージョン

私は医療や福祉の分野でも同じような取り組みが必要だと考えています。看護師や介護福祉士の熱い思いが人々を動かしていくと思っています。

ナイチンゲールは「看護と教育は同義語」と述べています。教育現場だけでなく、医療や福祉も変えていくことが必要です。11月には「オモロー授業発表会」の看護介護バージョンが発足されたそうです。私も登壇する予定です(笑)

医療や福祉においても、地域住民や専門家が共に考え、未来を切り開く場が必要です。

私はこのブログを通じて、皆さんと共に新しい時代の教育と医療、福祉を築いていきたいと願っています。