「レバレッジ・ポイント」は、文字通りの意味は「てこの支点」です。小さな力でも大きく動かせるポイントのことです。
新人看護師育成をめぐって、「何度も言ったのに」という指導者と「そこまで、考えてませんでした」という新人。「どこまでなら考えたのよ?」と詰問し、黙ってしまうという構図。(私が何度もやらかした失敗でもあります。しかもどちらの立場でも・・・)
「何度も言ったのに」という結果に陥るツボを発見できたらいいなと思います。
看護実践再現可能な手順書や、動画の改善なのか。コミュニケーションスキルを高めるためのシミュレーションやロールプレイングなどが機能的なのか。そもそも、指導する人と指導される人の信頼関係を回復することなのか。そして・・・・案外、「成長したな!」を見逃しているという残念なこともあったりして。
小さな力でも大きく動かせるポイントは、自分自身の視点を変えることかも。