毎回アップデートしていく様子を追っていける時代を生きているって幸せ!
ChatGPT4oが好きすぎて、いくらでも対話できる反面、私の存在価値を問われています。
「教育支援は、イランやろ!」という極論に。いえいえ、人間として成長していくためには、いろんな工夫をしながら講義をしていこうと思っています。
あらためて、プロジェクト学習(プロジェクト・ベース・ラーニング、PBL)について、まとめてみたいと思います。プロジェクト学習は、学習者が現実世界の問題や課題に取り組むことで、知識やスキルを深める教育方法です。
特徴
- 現実世界の問題解決: 学習者は実際の問題や課題に取り組むことで、理論を実践に応用します。
- 自律学習: 学習者自身が計画を立て、調査し、解決策を見つけるプロセスを主導します。
- 協働学習: チームで協力し合い、異なる視点やスキルを活用してプロジェクトを進めます。
- 総合的な学び: 複数の教科や分野の知識を統合して問題解決にあたります。
- 成果物の作成: プロジェクトの結果として、レポート、プレゼンテーション、作品などの具体的な成果物を作成します。
- フィードバックと評価: 途中でのフィードバックや最終評価を通じて、学びを深め改善点を見つけます。学んだことを再構成します。例「うまくいかなかった」と思い込んでいた中にも「あれがあったからこそ」という考えになったりします。逆もあります。「頑張っやからOK」と思っていたけど、「○○が甘かったな」みたいな感じです。何事も次につなげていけばOKです。
プロセス
- 課題設定: 学習者が取り組むべき課題や問題を設定します。これは教員が提供することもあれば、学習者自身が選ぶこともあります。
- 計画立案: 課題を解決するための計画を立てます。必要な物品や社会資源、スケジュール、役割分担などを決定します。
- 調査と実行: 計画に基づき、調査を行い、解決策を実行します。資料収集、実験、インタビューなど様々な方法が含まれます。
- 成果物の作成: 調査結果や解決策を基に、レポートやプレゼンテーションなどの成果物を作成します。
- 発表と評価: 成果物をクラスや外部の評価者に発表し、フィードバックを受けます。自己評価や相互評価も行います。
- 振り返りと再構成:5を踏まえて、もう一度、振り返り次につなげていけるように、過去の解釈を多く持ちます。この作業は一人ひとりで行います。
利点
- 実践的なスキルの習得: 理論だけでなく実践的なスキルも身につけることができます。
- クリティカルシンキングの向上: 複雑な問題に取り組むことで、批判的思考力が養われます。
- コラボレーション能力の強化: チームでの協働作業を通じて、コミュニケーション能力やリーダーシップが育まれます。
- 動機付けの向上: 自らの興味や関心に基づいて学ぶことで、学習意欲が高まります。
プロジェクト学習(PBL)と教育的ポートフォリオ
プロジェクト学習(PBL)
特徴:
- 目的: 現実の問題や課題に取り組むことで、実践的な知識とスキルを身につけることを目的とします。
- プロセス: 学習者が計画を立て、調査し、実行し、最終的な成果物を作成する一連の活動を通じて学びます。
- 評価: プロジェクトの過程や最終成果物(レポート、プレゼンテーション、製品など)を評価します。
- 協働: 多くの場合、チームでの協働作業が重視され、コミュニケーション能力やチームワークも評価対象となります。
教育的ポートフォリオ
特徴:
- 目的: 学習者の成長や学習の過程を記録し、評価することを目的とします。また、学習者自身が自己評価を行い、目標設定や反省を通じて自己成長を促すためにも使用されます。
- プロセス: 学習者が自分の成果物(レポート、エッセイ、グループワーク、テスト結果、課外活動の写真など)を収集し、整理し、振り返ります。
- 評価: ポートフォリオ全体を通じて、学習者の成長や進捗を評価します。具体的な成果物だけでなく、その過程や自己反省も評価対象となります。
- 個別学習: 主に個人の学習の記録として使用され、学習者自身の視点から見た成長や学びのプロセスが重視されます。
比較
特徴 |
プロジェクト学習(PBL) |
教育的ポートフォリオ |
目的 |
現実の問題解決、実践的スキルの習得 |
学習者の成長と学びの過程の記録・評価 |
プロセス |
調査、実行、成果物作成 |
成果物の収集、整理、振り返り |
評価 |
プロジェクトの過程と成果物 |
ポートフォリオ全体、自己評価 |
学習形態 |
チームでの協働作業が多い |
個人学習が中心 |
重視する点 |
問題解決能力、実践的スキル |
学習の過程、成長の記録 |
結論
プロジェクト学習は、実際の課題に取り組むことで実践的なスキルを身につけることを重視し、チームでの協働作業が特徴です。一方、教育的ポートフォリオは、学習者の成長と学びの過程を記録・評価するためのツールであり、自己評価や個人の学習プロセスが重視されます。両者は補完的な関係にあり、効果的な教育の実現において重要な役割を果たします。